2014/12/31

錆び落としはじめました。

2014年12月31日 旧暦11月10日


今日で2014年も終わりですね。皆さんはどんな1年でしたか?来年もいい年になりますように!
私は今日早速錆び落としを始めましたが、並行して1年分の味噌を仕込むという荒業に挑戦しました。錆びた倉庫の鉄板を金槌でたたいて浮いた塗装をはがし、ベビーサンダーに金ヤスリを装着して磨きをかけるという作業をしながら、3kgの大豆を鍋に入れて薪で湯を沸かし約4時間とろ火でたいてそれをつぶして米麹と混ぜる、そして米麹と潰した大豆の混ぜ合わせた物を丸めて味噌団子にというところまでやりました。もちろん一人では到底無理なので、夫婦共同作業です。しかし錆び落としはそっちのけで味噌の仕込の方ばかりに力が入って、結局今年の垢は落としきれませんでした…。また明日以降引き続き錆び落としを進めていきたいと思います。
最近タスク管理を出来るようになろうと挑戦していますが、なかなか思うようにいきませんね。新年を迎えるに当たり、来年の目標の一つとしてタスク管理を持ち越したいと思います。

写真は釜でたいている大豆と、錆を落とす前の倉庫の一部。この作業を並行して進めるのには少し無理がありました。(笑)

2014/12/30

年の瀬に、集めて回る、刈り草を、親子で築く、敷き藁の家

2014年12月30日 旧暦11月9日


今日は今年最後の刈り草集めを長女、次女の手を借りて軽トラ3台分運びました。子供たちには大変な仕事かなと思っていたら全然逆で目いっぱい楽しんでいるようでよかったです。それから農園内の片付けと最大の難所、倉庫内の片づけ及びさび落とし・塗装に着手してしまいました…。倉庫の中に入れてある工具や道具、いったいなんなのかわからない物まで全部引っ張り出して、錆びれて穴の開いてしまっている箇所の錆び落としと補修という一大事業です。とりあえず倉庫の中身はすべて出し終えました。明日からは錆び落としと補修に着手します。
写真は頑張って手伝ってくれた長女と次女の雄姿をとらえた一枚です。

2014/12/29

花芽の確認

2014年12月29日 旧暦11月8日


マンゴーの花芽が少しづつ動き始めました。まだ全体の1割くらいですが、生長点が割れて中から花芽が伸び始めています。1株だけ12月初めころから動き出していた株がありますが、全体的にはこれからです。今年の木の状態はなかなかいい感じだと自分では思っているので、花が咲くのがとても楽しみです。沖縄では、農園全体の8割程の花芽が確認できる位がビニール掛けの適期と言われているので、今のペースで行くと、1月の中頃にはビニール掛けをする予定です。
写真は早くから動いていた花芽。となりは動き始めた花芽。両者の間には1ヶ月くらいのタイムラグがあります。

2014/12/28

年越し前の大一番!やっぱりこれはやっておかないと!

2014年12月28日 旧暦11月7日


本日南城市の直売所『花野果村』さんに『沖縄楽園.com謹製オリジナルオーガニックブランド・らくえんのしずくミニトマト』出荷しました。花野果村さんの年内営業は31日までやるそうですのでドライブがてら遊びに来てみてください。
そして農園では毎年の恒例行事になりつつある『年忘れ大餅つき大会』を開催しました。たくさんのご参加ありがとうございました!協力してくれた皆さんもお疲れ様でした!それぞれが来年へ向けての夢や抱負を語りながらつきあげたお餅は格別でした。詳細についてはまた後日ゆっくり報告できたらいいなぁと思っています。とにかくみなさんお疲れ様でした!よいお年を!!
今日はバタバタしていて写真は撮れず、最後の片付けをしていて編集後記的な1枚。役目を果たしてきれいに洗われた臼と杵です。


2014/12/27

ミツバチが訪花

2014年12月27日 旧暦11月6日


パッションフルーツの花が咲くペースが少し落ち着いてきて、マンゴーの花芽の下準備にミツバチの巣箱をマンゴーハウスの中に移動しました。するとどうでしょう!そのミツバチたちがパッションフルーツの花に訪花しているではありませんか!(パッションフルーツとマンゴーのハウスがつながっている為)今まで私が一つづつ授粉作業していたのですが、作業しながらいつも、これだけ花粉だしているならミツバチも集まるはず…。と思っていたらやっぱりミツバチも好きみたいです。
ただ難点はきれいさっぱり花粉がなくなっているという事。しっかり受粉できていればいいのですが、自分が作業しに行くと大概おしべに花粉がほぼ何もない状態になっています。しばらくはミツバチとどちらが先に花粉を触るか競争してみます。
花自体の香りも強くて、花房の奥の蜜袋(?)には結構な量の蜜が入っているのにも驚きました。せっかくだから花を割って中にある蜜をなめてみた所、華やかな甘さにほんのりビターな後味が花の色とばっちりリンクして、まさにパッションフルーツという名前にふさわしい蜜の味でした。
収穫の方はというと、以前に1個とれたきり全然ありません…。もう少し首を長くして様子見ます。
下の写真は分かりづらいですがミツバチパッションフルーツの花に訪花している所。この後花粉を集めて花の近くでホバリングしながら、器用に花粉団子を作って後ろ足にくっつけていました。


2014/12/26

テントウムシ@blog

2014年12月26日 旧暦11月5日


数日前、作業中にアカイロテントウを見かけました。このアカイロテントウマンゴーにつくカイガラムシをものすごい勢いで食べてくれる頼もしいテントウムシです。テントウムシには「草食系」、「虫食系」、「菌食系」と大きく分けて3タイプあるそうで、このテントウムシは「虫食系」、さらに幼虫から成虫にかけての期間カイガラムシしか食べません。ですから何年か前に農園でカイガラムシが大発生した年に見つけた時なんかは大興奮でした。今年はちらほらカイガラムシを見かけるなぁと思っていたら、しっかりアカイロテントウも活動を始めていました。
大きさはオクラの種位(わかりづらいか…。)で体全体が真っ赤、うす黄色い産毛が全体的にうっすらと生えています。おそらく4世代か5世代目くらいだと思いますがしっかり定着してくれたようです。
こういった目で見て分かりやすい天敵が増えてきてくれると、見かけるたびにホッとします。
他には「菌食系」キイロテントウ、このタイプの主食はうどん粉病菌だそうで、うどん粉病が増えてくると見かけるようになります。「草食系」は聞こえはいいですが、トマトなどの葉っぱを食べてしまうのであまり好まれません。ニジュウヤホシテントウが代表格です。
一言でテントウムシといえどもいろんなタイプがありますので、これからもコツコツ観察を続けていきたいと思います。


2014/12/25

タスク管理について考える

2014年12月25日 旧暦11月4日


冬至を過ぎてから穏やかな天気が続いて気持ちよく作業出来る今日この頃、タスク管理について色々実験しています。自分のやらなければいけない作業や、やろうと思っていることなど書き出してみたり、朝起きてから寝るまでの間に自分がどれくらいの時間を何に使っているかなど、結構細かく記録してみることにしました。始めてからまだ3日ほどしかたっていないので偉そうなことは言えませんが、時間の管理に少し真剣に向き合ってみる価値がありそうな気がしてきました。何かつかみ始めたら少しづつブログにアップしていきます。
下の写真は作業中に見つけた、天敵の種類の中では大型の捕食昆虫カマキリです。12月でも活動している個体がいるんだなぁと思って撮った1枚。隣はマンゴーの枝に産み付けられていたカマキリの卵。


クリスマスですね!

2014年12月25日 旧暦11月4日


本日、『zaaka+yoga chichi』さんでパンの日開催です!『沖縄楽園.com謹製オリジナルオーガニックブランド・らくえんのしずくミニトマト』出荷します。あと、『糸満ファーマーズマーケットうまんちゅ市場』さんにも本日出荷します。お昼頃に配達に行きますのでよろしくお願いします。


2014/12/20

ファーマーズ出荷しました。

2014年12月20日 旧暦10月29日


本日、糸満市にある『ファーマーズマーケット糸満うまんちゅ市場』さんに『沖縄楽園.com謹製オリジナルオーガニックブランド・らくえんのしずくミニトマト』出荷しました。おかげさまで、前回出荷時は即日完売でした。今後ともよろしくお願いいたします。


2014/12/18

グリーンスクールてご存知ですか?

2014年12月18日 旧暦10月27日


とても将来が楽しみになるようないい記事がありましたので紹介したいと思います。

インドネシア・バリ島にグリーンスクールというものすごい学校があるそうで、その学校について書かれた記事ですが、理念や取り組み方など素晴らしいと思います。実際に現地に行ってこの目で見て、参加したくなるような気持ちになりました。ぜひチェックしてみてください!

『未来のリーダーを育てる奇跡の学校に世界が注目』http://nge.jp/2014/12/16/post-90247

刈り草集め

2014年12月18日 旧暦10月27日


きょうは簿記講習会の後、何日か前に刈り倒していた草を回収して歩きました。軽トラ満載3台分と集めきれなかった分があと少し。たくさん集めてできた刈り草の山を見ると、年越し前にしっかりとたくわえが出来た感じとでも言いましょうか、なんだかうれしくなります。この積み上げた刈り草の下の方には、自称・『沖縄一最高の土』が眠っています。どんなに大金を積まれても絶対人には譲らないのでご了承ください。(笑)
最近は自然栽培について考える日が増えてきました。来年から植え付け予定の沖縄在来大豆沖縄在来小豆、は完全に自然栽培でお世話することに決めました。それ以外にも数種類試していこうと考えています。ブログでも少しづつ紹介していけるよう頑張ります。

写真左は今日回収してきた刈り草の山、写真右は農園のパッションフルーツの花についていたアザミウマの天敵『コミドリチビトビカスミカメ』(ちょっとわかりにくい写真でスイマセン…。)

そういえば昨日パッションフルーツが1個、袋かけした袋の中に落ちているのを見つけました。いきなりなんとなく初収穫がありました。これから少しづつ収穫出来てくると思いますので、販売開始に合わせてブログで報告します。よろしくお願いします。

本日のお楽しみ…。

2014年12月18日 旧暦10月27日


今日は『matte pan』さんの自家製天然酵母パンが購入できる『パンの日』です。
ここ何日か極端に寒いですので、皆さん体調管理には充分に気を付けていらっしゃると思いますが、自家製天然酵母で発酵されたパンを食べて体にエネルギーをチャージして素敵な年越しを迎えられるように備えてみてはいかがでしょう。
『matte pan』さんのパンと一緒に『沖縄楽園.com謹製ピュアベジタブルズ』『ruka's organic harb tea』の販売もさせていただいています。数に限りがある為、売り切れの場合もあります…。お昼頃よりゆっくりと開店していると思いますので、のんびりお茶しに来てください。

詳しいお問い合わせはこちら→『zakka+yoga chichi』(http://zakkacafechichi.ti-da.net/)

2014/12/16

定例会

2014年12月16日 旧暦10月25日


最近忙しくなってきて、ブログの更新があまりできていませんが、今日は月に1度の定例会がありました。
今回は花芽が伸びてくる前の準備についての話が主体でした。それ以外には、小さな面積で質のいいものをたくさんとるためにするべきことや、最近の農薬についてや、電気を使った防除資材など、時代とともに変わっていく農業技術の話題になりました。
話は変わりますが、先週末から糸満市のファーマーズマーケットうまんちゅ市場さんに当農園のミニトマトの出荷始まりました。数量が少ないのでなくなり次第終了ですが、これから定期的に出荷を続けていくので『沖縄楽園.com謹製 ピュアベジタブルズ』をよろしくお願いします。
それと、明後日のzakka+yoga chichiさんで開催される『パンの日』でも販売させていただく予定なので、そちらの方もあわせてよろしくお願いします。


写真は妻が畑で麹菌を捕まえると言って仕込んだ罠の状態。なんとなしに米粒が全体的に黄色くなってきています。無事に麹菌を捕まえることができるか楽しみです。

2014/12/11

本日恒例のパンの日開催です。

2014年12月11日 旧暦10月20日


今回もあいにくの雨模様ですが恒例のパンの日開催です。
お昼頃よりのんびり始めていると思いますので、どうぞお時間のある人は遊びに行ってみてくださいね。
沖縄楽園.com謹製ピュアベジタブルズも一緒に販売させていただいています。そして今回、我が家の長女がプロデュース?!したオーガニックハーブティーも数量限定で販売します。最近は沖縄も寒くなってきました。今宵はオーガニックハーブティーで冷えた体を温めてリラックスナイトなんていかがですか?
開催場所などお問い合わせは『zakka+yoga chichi』(http://zakkacafechichi.ti-da.net/)までどうぞ。


2014/12/10

草刈りウィーク

2014年12月10日 旧暦10月19日


年末の草刈りウィークが到来しました。年越し前にやりたいことが山の様にありますが、まずは恒例の草刈りから始めようと思います。
沖縄はつる性の雑草やほふく性の雑草が多くて管理が大変ですね。
草刈り機やかま、剪定ばさみにのこぎりとありとあらゆる道具を駆使してきれいにしていきます。当面の作業は草刈りになりそうです。

2014/12/09

久しぶりのいい天気

2014年12月9日 旧暦10月18日


今日は久しぶりにいい天気になりました。ホッと一息…。
ここ最近荒れた天気が続いていて、パイプハウスが飛ばされそうな日もありました。その日ちょうどパイプハウスの中でミニトマトの収穫中、雨が降り出したかと思うといきなりバケツをひっくり返したような大雨と、台風みたいな北風がごうごうとハウスに襲い掛かり、私はあわててハウスの柱を必死にささえていました。幸い何事もなくハウスも無事でしたが、後で振り返ってみて、ハウスが飛ばされるとしたら自分も一緒に飛ばされていたはずと思うと改めて自然の力を思い知らされた日でした。

普段使わないところに異常に力が入っていたようで、体があちこち痛いのは言うまでもありません。


2014/12/04

本日パンの日です。

2014年12月4日 旧暦10月13日


今日は恒例の『パンの日』が開催されます。
あらしのようなあいにくの天気ですが、本日は『パンの日』です。南城市の『zakka+yoga chichi』さんでおとなりの『matte pan』さんの自家製天然酵母パンをお昼頃より販売しています。
『沖縄楽園.com謹製ピュア・ベジタブルズ』も一緒に販売させていただきます。そんなにたくさんはありませんのでなくなり次第終了です。あしからず…。


あと、断舎利マーケットに沖縄楽園.comから乾燥用ネットを8個出品します。先着順でもらってください。一応2段式になってはいるのですが、出品する8個とも何故か中敷き部分に仕切りのネットがありません。ですので、私は『煩悩ショップ』(100円ショップ)で販売しているちょうどいいサイズのBBQ用の網を入れて仕切りにしています。(いつも石窯ピザで使用しているやつ。)
つまり、そのままか必要なパーツを持っているもので工夫すれば無料ですが、それ以外の方法だと若干お金がかかります。
そんな『ちょっと惜しい乾燥ネット君』もらってあげてください…。

2014/12/02

インゲン出荷

2014年12月2日 旧暦10月11日


今日からインゲンの出荷も始めました。
南城市の『花野果村』さんに置かせていただいてます。収穫量が安定するまでは出荷量も少ないですが、沖縄楽園.com謹製 有機JAS認定 農薬・化学肥料不使用 GMOFREEインゲンをよろしくお願いします。

そして昨日、南部地区農業用プラスチックリサイクルセンターに3年間お世話になったハウスのビニールを持っていきました。総重量55kg@25円で受け入れしてくれました。
南部地区農業用プラスチックリサイクルセンターでは回収された廃プラを民間企業と連携して固形燃料にリサイクルしているそうです。


2014/12/01

いい日曜日でした

2014年12月1日 旧暦10月10日


昨日の夜、長女が図書館で借りてきた『僕は農家のファーブルだ』という本を読みました。
神奈川県で天敵を利用し、施設でトマトを栽培している『石川榮一』さんの取り組みについて書かれた本で、天敵との出会いから上手に付き合いが出来ていくようになる過程を小学生にもわかりやすく丁寧に書かれた非常に参考になる本でした。
この本が書かれたのは今から10年以上前になりますが、自分が実際にやってきたことを基にデータを取り、研究を重ねてたどり着いた栽培方法を惜しげもなく広めていこうという姿勢に頭が下がる思いでした。
最後の方で『バンカープランツ』について書かれている部分がありますが、私も今まさに『バンカープランツ』について研究しながら取り組んでいるので、先を読まれているような内容に正直驚きました。

そしてさらに深夜、遅ればせながら『奇跡のりんご』をDVDにて鑑賞しました。
今まで自分の気持ちの中で見たい気持ちと見るのが怖い気持ちとが入り乱れて手を出せませんでしたが、今は夫婦で見れて良かったと思っています。
私は果樹が主力品目なので、ものすごい共感できて『よしやるぞ!』という感情と、一発勝負の果樹で『失敗したらどうしよう』という感情の浮き沈みを常に感じながら見ていました。
農薬や肥料に頼らずに、己の信じる道を突き進む『木村秋則』氏の生き様に、自分の甘さを見透かされているようで言葉がありませんでした。

農薬などを使わずに栽培していく上で最終的に向き合うのは、収穫量や見た目の美しさという『点』の出来事よりも、自然との釣り合いのとれた環境を、自分がどのポジションでサポートしていくのかという『線』の活動に尽きると思います。
ただ放任して搾取するのではなく、そこには大きな愛情が注ぎ込まれていなければ成り立たない目に見えない相互扶助のパワーが働いて、作物たちからの推譲が私たちに恩恵として還ってくるのではないかなと考えています。

いままではこっぱずかしくて言えませんでしたが、とどのつまりはやっぱり『愛』なんですね。(笑)

とてもリアルな刺激と大いなる可能性を自分自身に感じるいい日曜日になりました。



2014/11/29

ビニール張り

2014年11月29日 旧暦10月8日


今日、ミニトマトを栽培しているパイプハウスにビニールを張りました。
予定では来週末の『大寒』(大雪の間違いでした。)あたりをイメージしていましたが、1週間前倒しで終わらせました。保温効果が高まり、着色のスピードも一段と速くなることでしょう。
現在、1日おきで収穫・出荷を始めたばかりですが、ビニールをかけたことで出荷量も増えていくと思います。収穫の喜びと比例して忙しくなっていく農園の作業ですが、最近キドクガの幼虫をちらほら見かけるようになってきたので、近いうちに夫婦総出で捕獲大作戦(キドクガに関してはいまだに有効な天敵が見つけられず、人力で捕まえて数を減らしています。)を計画しなくてはいけなくなってきました。
年末に向けてマンゴーハウスのビニール張りやミニトマトインゲンパッションフルーツと収穫も増えていき、マンゴーの花吊り準備なども進めていかなければ…。


2014/11/28

お知らせ

2014年11月28日 旧暦10月7日


いつもお世話になっている南城市の直売所『花野果村』さんが、明日新規オープンする『奥武島おさかなセンター』(奥武島いまいゆ市場でした。失礼しました。)に店舗を移転するそうです。
明日の12時から記念式典開催後、13時ころより祝賀会があるそうです。マグロの解体やモズク、地域のお野菜などが購入できるようです。
当農園のミニトマトも少量ですが販売しますので、明日の予定が決まっていないという方は、ドライブがてら遊びに行くのはいかがですか?


2014/11/27

薬草茶

2014年11月28日 旧暦10月7日


妻が最近、図書館で借りては返し、返しては借りを繰り返している本が東条百合子さんという方が書いている自然療法の本なのですが、自分も少しだけ読んでみました。
なんとなく『薬草でしょ』位の知識しかない私は、日常的によく見る草花が薬草として使われていることに改めて驚きました。
そんななか、妻が最近蓄膿症気味らしいので蓄膿症で調べてみると、書いてありました。
『オオバコ』『ヨモギ』を煎じて飲むべし。(細かいことはいろいろと本に書いてありますので、今回は割愛します。あしからず…。)
なんと!どちらもそこらへんにふつうに生えているではありませんか!これならすぐ試せると思って昨日収穫してきました。
保存用に乾燥中ですが、どうやらお茶にして効果を試すまでもなく、すでに妻の調子は自力で回復しつつあります。
一歩遅かったようですが、自然療法の世界に興味を持ついいきっかけになった出来事でした。

写真は、農園に自生しているオオバコヨモギ

2014/11/26

ミニトマト販売開始!

2014年11月26日 旧暦10月5日


今日、ミニトマトの葉かき、誘引及び収穫をしました。
そして、去年よりも約1ヶ月早いミニトマトの販売を明日のパンの日から開始します。
パンの日とは、私の妻のお店『zakka+yoga chichi』(http://zakkacafechichi.ti-da.net/)で毎週木曜日、おとなりの『matte pan』(http://www.mattepan.com/index.html)さんの自家製天然酵母パンを販売しつつ、断舎利マーケットありつつ、雑貨や子供服なども販売しつつ、ママさんたちが日々の出来事や子育ての事、食事のことだったり遊びの事なんかを話しながらのんびり開催されているイベントで、私も晩御飯を囲みながら、『今日の出来事』を聞くのを毎週楽しみにしています。
そんなパンの日に、沖縄楽園.com謹製、有機JAS認定農場で農薬も化学肥料も使用せずに栽培された、GMOFREEの固有種ミニトマト(長い…、もう少しいいよび方ないかなぁ。表示するまでもなく、当たり前の事になっていけるのが目標なんですけど…。)が並びます。
まだ収穫量が安定しないので販売数量は少ないですが、これから少しづつ増えていきますのでよろしくお願いします。


写真は誘引後のミニトマト。早い株は自分の背丈ととそれほど変わらない大きさまで成長しています。

2014/11/22

堆厩肥仕込み

2014年11月22日 旧暦10月1日


今日は恒例の堆厩肥切り替えし及び仕込みをしました。
前回の踏込温床法式が功を奏して、1次発酵の状態が普段よりもとても良い!足場板で作った枠を外して、切り崩していくとまだホカホカと温かい状態の、すでにホロホロになりつつある堆厩肥が顔を覗かせました。思わず手でつかみ鼻に近寄せ匂いを嗅いでみると、乳酸菌をたっぷりと包み込んだほんのり酸っぱい山土の匂い。キノコが生えてきている場所までありました。この状態で1次発酵終了した堆厩肥を切り返して積み上げ、2次発酵へと駒を進めます。
天然酵母を育てながら生地をこねて焼いている自家製天然酵母パン屋さん『matte pan』さん「matte pan」(http://www.mattepan.com/index.html)曰く、『沖縄の春と秋は菌の活動がいいみたい。人間が気持ちいいと思うくらいの気候は、菌にとっても気持ちいい時期の様子』だそうです。う~む納得。
そして、を変えてからもなんだか発酵の具合がよさそうです。というのも当農園には、農業用水は来ておらず、代わりに上水道を引いていますが、いままで炊事で使うエリアの水だけメイスイの業務用浄水器を通して濾過していました。しかし影響を受けやすい私は、『発酵道』「発酵道の記事はこちら」(http://okinawarakuen.blogspot.jp/2014/10/blog-post_15.html)を読んでからというもの、寺田屋さんに続けとばかりに元栓の部分に浄水器を移設して農園で使用するすべての水を濾過することにしたのです。
堆厩肥の厩肥の出所は、当農園でお世話しているポニーの『ユニバ社長』と、ヤギの『メイ副社長』がお出しになるGMOFREEのお便りを使わせていただいております。
それをある程度の量が集まった段階で、草刈り後に積み上げて置いてある刈り草と一緒に仕込みます。


写真は最近蛍が出てきましたねの1枚。昨日の夜はぴかぴかきれいでしたよ。今日は新月なので夜奇麗だろうな。

2014/11/21

ガールズスクエアに行ってきました。

2014年11月21日 旧暦閏9月29日


今日、那覇に納品に行く機会があったので沖縄ガールズスクエアにある、おきなわBeeHappyProject展示ブースも見てきました。
沖縄ガールズスクエアは、白で統一された清潔で開放感のある素敵な空間で、女性企業家を応援する場所を提供したい!というコンセプト通り、Cafeや共同で使用できるOffice、キッズスペースや、小さいながらも本格的な店舗スペースなど、いろんな可能性が溢れ出てきそうなクリエイティブな環境にびっくりしました。
これからの展開が面白そうな場所です。
那覇にお出かけの際はぜひ立ち寄ってみてはいかがですか?詳しくはホームページへ。
沖縄ガールズスクエア(http://www.girls-okinawa.jp/)


写真はおきなわBeeHappyProjectの展示ブースです。
ミツバチの生態が説明されているボードや資料とともに、ミツロウで作られたロウソクやリップクリーム、はちみつなどの展示及び販売をしています。ミツバチが集めてくる蜜や花粉がどういうふうにミツロウやはちみつになっていくのか実際に見て触れて学べるいいブースになっています。おきなわBeeHappyProjectの詳しい活動等はフェイスブックページがありますのでそちらをご覧ください。
おきなわBeeHappyPJ(https://www.facebook.com/okinawabeehappypj)

2014/11/20

簿記講習会

2014年11月20日 旧暦閏9月28日


今日は月に1度の簿記講習会がありました。
帳簿の入力をしながら係りの人に『固定費変動費をわけて帳票に出力する方法』について相談していたんですが、どうやらソリマチ農業簿記にはそのような機能はついていないそうです。
ある程度自分で振り分けて表を作るしかなさそうです。
大したことではないのですが、せっかくコンピューターに打ち込むんなら一発で出来るのかな?と思ったもので。。。
この固定費変動費を表で出してみると、次年度の予算を組むときに何かと重宝するので結局作成することになるのですが、横着して表を作ろうとしたらダメでした。
それでもあきらめきれないので、何かいい方法がないか模索中です。


写真は今朝2回目の収穫に行ったクワの実の写真です。今回の実はとても大ぶりでとても甘く、特に東側の実は最高級品でした。今年は本当に大豊作であと1回は収穫できると思います。今日もしっかり調理用ボール3台分は確保しました。

2014/11/19

負のループはいつまで続く?

2014年11月19日 旧暦閏9月27日


今日のNewsで、遺伝子組み換え作物に対して耐性を持った虫が確認された記事がありました。ロイター通信(http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPKCN0J20AL20141118)

そもそも虫が耐性を持つ仕組みは今に始まったことではなくて、農薬の歴史が始まって以来ずっと繰り返されてきてわかっていることなのに、なぜ同じ過ちを繰り返すのでしょうか。除草剤耐性を持った雑草もはびこりだして、遺伝子組み換え作物に依存している産地はさらに農薬をかける悪循環。
遺伝子組み換え技術が目指す永続可能な農業とは、特許を主張する種を売りつけ、自社の除草剤を使用させて、効かなくなってきたらさらに強い薬。そして、もっと効く薬くれと生産者はあえぐ。
何かの図式とよく似ています。
永続可能なのは、泥沼にはまった生産者がほしがるものを蓄えている会社だけ。農薬と除草剤と化学肥料で土地は疲弊して、それでも作れと搾取して、やせ細っていく大地に生産する力は残りません。そして、砂漠へ。。。
これで世界がよくなっていくのでしょうか?我が家の7歳(失礼、8歳でした。。。)の長女でもわかります。
何もよくなりません。
この悪循環から抜け出す方法は、『もう2度と使わないと心に固く誓う事。』それだけです。どうせ同じ苦労をするなら、使わないことを心に決めて前に進むのみです。まず心が変わったら、行動が変わります行動が変わったら、結果がついてきます結果が見えだしてくると積み重なってきた努力が溢れだし、実を結びます。必ずいい結果につながります。
生産者のみなさん、依存していることを自覚して、本当にその技術や薬や化学肥料が必要なのか慎重に見極めてください。未来を変えるトリガーは私たち生産者なのです

自ずから然り。

2014/11/18

定例会

2014年11月18日 旧暦閏9月26日


今日は月に一度の定例会がありました。今回の内容としては、
  • 北海道のマンゴーの事
  • 宮崎のマンゴーの事
  • 宮古のマンゴーの事
  • 八重山のマンゴーの事
  • ネオニコチノイド系農薬の事
  • 樹冠下の管理の事
その中から、ネオニコチノイド系農薬のミツバチに対する影響について少し書きます。
現在マンゴーで登録されているネオニコチノイド系農薬は、
  • アドマイヤー
  • モスピラン
  • ダントツ
  • アクタラ
が挙げられますが、農薬会社が表示している収穫前使用時期30日等の期間ではミツバチに影響が出る可能性があるので、今から花芽に向かうこの時期からは使わないようにとの話でした。
ある生産者の話では、『150日以上期間を開けないとミツバチの活動が鈍いようだ。』という見方もあるようです。
このネオニコチノイド系農薬は去った6月、農林水産省ミツバチに影響を及ぼす可能性について認めた農薬です。部会で使わないように指導するのは当然の結果だと感じました。
ポリネーターミツバチがいなくなるということが生態系にどれほどの影響を与えるか計り知れません。もっと事態を深刻に考え、1日でも早く生産中止になることを強く願います。

2014/11/17

クワの実

2014年11月17日 旧暦閏9月25日


昨日妻のお店の大家さんのおうちにあるクワの木の実を家族総出で収穫してきました。
今年の実のつき方は半端じゃないくらいの豊作で、とってもとってもなくなりません。調理用のボール3台分いっぱいに持って帰りました。
収穫のそばから食べ続ける長女と次女の顔の周りはクワの実の汁で紫色。収穫している指先も汁で紫色。ほんとに幸せなひと時でした。
収穫した実は早速妻が自家製ジャムに加工してくれて、今朝は地粉のホットケーキにクワの実ジャムと、秋の百花蜜という幸せコンボにありつけました。
私たちの農園も、放っておいても毎年恵みのあるこの桑の木の様に、素敵な場所になっていくといいなぁとつくづく思いました。

2014/11/13

枝の誘引終了

2014年11月13日 旧暦閏9月21日


やっとマンゴーの枝の誘引にメドがつきました。ここに来るまでに何度挫折しそうになったことか。(笑)
その間相手できなかったミニトマトが暴れまくっております。次はミニトマトの誘引及び葉かきが待っています。
パッションフルーツの授粉及び袋かけも継続中。
だんだんやることが増えてきています。収穫がまともに始まってきたらと思うと・・・。


2014/11/12

やっぱり収穫はうれしいですね!

2014年11月12日 旧暦閏9月20日

ミニトマトの収穫が少しづつ始まってきました。
沖縄も曇りの日が続くと寒く感じるようになってきました。去年は今くらいの時期にミニトマトの定植をして、収穫開始が1月初旬だったはずですから、かなり早い収穫開始になりました。
まだ、パイプハウスにはビニールをかけていませんのでしばらくは寒暖の差がバッチリ効いたいいミニトマトが取れるでしょう。まだ収穫量が安定しないので、我が家の長女と次女の胃袋にしっかり収まっています。
安定的にとれるようになったら直売所等に置かせてもらうので、その時は追ってまた報告します。
インゲンも小さな実がつき始めました。今月末位には少し採れそうです。今年のお歳暮は当農園の農薬・化学肥料・GMO不使用有機栽培ミニトマト・インゲン・パッションフルーツ内堀養蜂園無添加・非加熱純粋はちみつのセットなぞいかがでしょう?

2014/11/11

記帳説明会

2014年11月10日 旧暦閏9月18日


税務署と青色申告会の共催で記帳説明会があったので行ってきました。全体的には白色申告をしている人向けの内容でしたが、いい話も何点か聞くことが出来ました。
なかでも、「帳簿が自分の身を守る盾になる」「摘要欄の重要性」についての話は聞けて良かったと思います。
帳簿における摘要欄の重要性というのは、消費税法というのに関係してくるようで、今現在、消費税を納める義務のある人は年間の売上が1000万円以上の人からが対象で、どの部分に対して課税されるかというと、

例 (わかりやすく5%でざっくりと計算)

売上1000万円-経費700万円=所得300万円と仮定して、消費税はそれぞれに照らして計算すると、
売上に対して入ってきた消費税分50万円-経費に対して出て行った消費税分35万円=差額分の消費税15万円が支払う金額となりますが、
ここで重要になってくるのが摘要欄の書き方で、消費税法というのでは摘要欄に「どこで、何を」が記されていないと経費として認められないそうです。(そもそも、摘要欄に「どこで、何を」がないと帳簿とは言わないそうです。)

つまり、支払った経費に対して出て行った消費税分35万円が経費とみなされず、売上に対して入ってきた消費税50万円分が消費税として徴収されることになるという事でした。

税の仕組みって怖いですね。。。あくまでも税務調査が入ったらの話ですが・・・。

補足として、消費税が始まったころ3%だったの覚えてますか?その当時、納税義務者は年間売上3000万円以上の人からでした。
その後5%に消費税が上がりそのあたりで増税8%~10%の議論があったのを覚えてますか?ここで何が起きたかというと、消費税納税義務が売上1000万円以上からに引き下げられて、納税義務者のすそ野を広げました。
そして今、消費税が8%に上がり、売上の大小にかかわらず、すべての自営業者に帳簿の記帳義務が発生して、もしかしたら次は消費税納税義務の売上1000万円以上という枠が撤廃、もしくは引下げになるかもしれません。

もしそうなったとき、自分の身を守ってくれる帳簿のつけ方を、今のうちにしっかりと学んでおいた方がいいと思いました。


2014/11/07

青ヒグー

2014年11月7日 旧暦閏9月15日


最近遺伝子組み換え作物について考える機会がよくあって、自分にできることは何かを考えていました。GM作物がどういうふうに使われているかとか、GM作物を使った商品を購入しない等、出来そうなことを考えていてふと気がついたことが。

それは、農に携わる者のせめてもの悪あがきとして、こぞって研究しているGM作物の品目を調べて、自分で栽培できそうな品目のNON-GM固有種を探して増やしていくという事。
そこでまずは、味噌やしょうゆ、豆腐等の生活に欠かすことのできない『大豆』から『沖縄在来の固有種』で調べてみました。

すると、ありました!沖縄在来種『青ヒグー』を平成17年からこつこつと草の根の活動で増やしてきている「那覇市繫多川公民館」「あたいぐゎープロジェクト」なる活動が!

早速連絡を取って種をわけてもらいました。
この『青ヒグー』は県の農業試験センターに保存されていた種を10粒だけわけてもらったことからちなんで、わけてもらえる種は10粒というスタートになりますが、簡単な栽培暦や施肥の目安、害虫等の書かれた説明書付きで、なおかつ公民館スタッフの方の親切な対応と説明でとても良かったです。ありがとうございました。

この「あたいぐゎープロジェクト」では毎年、収穫された『青ヒグー』を使って豆腐を作るイベントもしているそうです。来月12月6日の(土)に繫多川公民館広場で10時から公民館祭りと同時開催で催されるようです。興味のある方は下記まで連絡してみてください。
繫多川公民館(http://naha-kouminkan.city.naha.okinawa.jp/han-kou/index.html)
ちなみに駐車場はありませんでした。

わけていただいた大豆『青ヒグー』
積小為大の精神で小さな農民の悪あがき、始めてみたいと思います。

10粒のスタートは、播種適期が2月頃からなので今から準備を始めてプランターでも栽培出来ます。コツコツみんなで増やしませんか?『沖縄在来大豆青ヒグー』

2014/11/06

堆厩肥仕込み

2014年11月6日 旧暦閏9月14日


今日は恒例の堆厩肥の切り返し及び、仕込みをしました。

いつも仕込みの段階で積み込みが終わった刈り草と厩肥の上から水をかけて、自家製乳酸菌をまいて重しを置くだけでしたが、今回は積み込みの途中で2回に分けて上から踏み込む作業を入れてみました。
こうすることで材料が密着して発酵しやすい環境になるので、技術的に確立されていますが、ずぼらな私は最後に重しを置くだけで終わらせていました。
発酵状態が悪いようなことも特にないので問題ないようですが、冬に向かって外気温が少しづつ下がってきている事から、密着している方が発酵のスタートが早いような気がするというだけで、踏み込みを間に入れることにしました。
毎度のことながらかなり適当です。毎回思いつきで仕込み方が若干変わってたりします。それでも積み重ねていくことが一番重要だと思うので、こつこつと続けていきます。


写真は少し前に撮った宮古黒小豆の発芽状況。3世代目も無事発芽しました。今は大分出揃ってきて、もうじき間引きしようかなと考えている所です。

2014/11/05

実りの秋はすぐそこに

2014年11月5日 旧暦閏9月13日


赤くなり始めたミニトマトを見つけました。
第一花房の実が少しづつですが赤くなり始めてきました。思ったより早く色が上がってきていてびっくりしています。安定的に収穫ができるようになるのはまだ先ですが、なんだかうれしい気持ちになりました。

パッションフルーツも最初に受粉した実がテニスボール大くらいまで太ってきました。すでに袋掛けは始めていて、熟して袋の中に落ちたものから順次収穫していきます。

インゲンもツルが伸びてきてネットに巻き付き始めました。小さな花房もちらほらと見れる様になってきて、じきに花も咲きだすでしょう。

どれも年内の収穫開始が出来そうで、12月に向けてはパタパタと忙しくなりそうです。

2014/11/04

ギンネム

2014年11月4日 旧暦閏9月12日


今日は妻のお店の大家さんのおうちの草刈りや手すり修理等してきました。特におうちの周りに生えているギンネムの木の伐採がメインでしたが、庭の手入れや、掃除、植え木の枝の剪定など、ふだんなかなか出来ないことを一斉にやってきました。

5年ほど前に旦那さんが他界してからは、大きな作業はあるていどまとめてから、年に何度か自分が手伝いに行っています。作業の合間に大家さんが、「ギンネムは沖縄にはなかったんだよ」と教えてくれました。

さかのぼることアメリカ統治下の戦後沖縄、県内でも激戦区と言われる南部地方は一面の焼野原。緑なんかはどこにも無いというような状況で、当時のアメリカ軍が空の上から戦闘機でギンネムの種をばらまいて緑化したんだそうです。
ギンネムが選ばれたのは、どんな土地でもすぐに成長する生命力と、爆発的に増える繁殖力が決め手だったようです。調べてみると、ギンネムはマメ科の落葉低木ですが世界の侵略的外来種ワースト100にリストされていて外来生物法というのでは要注意外来生物に指定されているそうです。(こんなものを空からばらまくなんて・・・)

リストに載るだけあって、ギンネムの力は侮れません。毎年切っているにも関わらず、毎年確実に増えています。
沖縄では耕作放棄地などにもよく見られます。根が深く間伐干ばつに強く、自根に根粒菌を付けて成長も早いため、すぐはびこります。

対処的考えで問題を手っ取り早く片付けようとすると、こうした新たな問題が発生してきます。農薬や化学肥料等にも同じことが言えると思います。次から次へといたちごっこが繰り返される負の連鎖を正当化する企業がある限り解決できない事柄が山の様に。。。

物事に向き合って根本的な解決が出来るような人間になりたいと思う出来事でした。

2014/11/03

マンゴー枝誘引

2014年11月3日 旧暦閏9月11日


マンゴーの枝の誘引を始めました。


この時期から枝を腰の高さ位に誘引して、花が咲いたときに胸の高さ位で花吊りや、摘果作業を行うイメージで仕立てていきます。
部会ではハウスの反対側を枝などが邪魔にならず見えるようにしなさいと言われています。11月は枝の誘引と、花吊り準備の作業が主な仕事となります。


2014/11/01

報徳仕法

童門冬二著 「二宮尊徳の経営学」


なんだか思うようにいかない時ってありますよね。 何をやっても裏目に出るとか、気持ちが上がってこないとか。
この本にはそんな時に出会いました。
『二宮尊徳』頭に浮かぶのは「薪を背負って歩きながら本を読む少年の像」ではないでしょうか?
単純に「勉強頑張れよ!」の象徴だとばかり思っていましたが、実はとってもすごい人だったので紹介します。

金次郎(尊徳の元の名前)は農民です。それでも、生活には少しゆとりはあったようですが、少年時代に父親が他界、天災による農地の壊滅などで、何もなくなってしまうというところから人生をかけて自分の家どころか、本家、村、町などを立て直した、ものすごい根性の持ち主でした。

最近、何かと話題になるJAの株式会社化ですが、JAのそもそもの始まり、「協同組合」という枠組みを世界で初めて(諸説ありますが)作り上げた人でもあります。

その「復興の神様」「協同組合の父」が残した素晴らしい遺産の中に「報徳仕法」という考え方があります。


・報徳仕法の根本は「至誠」にあるとし、その上で「勤労」「分度」「推譲」が基本だと述べています。
「至誠」とは、まっすぐで思いやりのある心のことをいう。
「勤労」とは、熱心に働くことである。
「分度」とは、自分にふさわしい生活をすることである。
「推譲」とは、働いて得た余分は、将来の自分のために貯えたり、社会のために進んで譲ることである。 報徳仕法とはより抜粋


この精神に基づいて日々の生活を送り、数多くの大事業を成し遂げてきました。

この本を読み進めていくうちに、自分にまとわりついた目に見えないいろんなものが、こそぎ落とされていくような気持ちになり、読み終えるころにはすっかり身が軽くなり、やる気と希望が湧いてきました。

尊徳も私と同じ農民で、農民の立場から、農民の目線で、農民の言葉を使い、農民の心意気を伝えていきました。

私達が世に言う偉人たちは、それ相応のお家柄の人たちが大多数です。いい言葉もたくさんいただきました。ただ、尊徳の言葉ほど心にスーと染み込む様な出会いは、私の短い人生の中ではまだありません。

彼の言葉が心に響くのは、私が農民だからでしょうか。

今、「あなたの1番尊敬する人は?」と聞かれたら、迷わず『二宮尊徳』と答えるでしょう。


2014/10/31

遺伝子組み換えりんご

カナダの会社が遺伝子組み換えりんごの販売をアメリカではじめようと認可を求めているという記事がありました。ウォールストリートジャーナル(http://jp.wsj.com/articles/SB12706435818283254423204580213870650051794)

どんなりんごかというと、ズバリ『切り口が変色しない』というもの。。。
りんごの切り口が変色するのは当たり前のことで、変色するからりんごだと思うのですが、どうしても作って販売したいのならりんごという名称は使うべきではないと思います。

だって『りんご』じゃないんだもの。

この遺伝子組み換え技術は、何も農業分野に限ったことではなくて製薬会社で新薬の開発や、動物実験など多岐にわたって行われており、自分たちの知らないうちに取り込んでいるという事も十分あり得ます。
そんな遺伝子組み換え技術ですが、農業分野での代表格と言えば『MONSANTO COMPANY』で、2014年度の純売上高が大豆事業部門で過去最高、種子関連事業の純売上高が1兆円を超す勢いだそうです。

遺伝子組み換え作物については、この『MONSANTO COMPANY』では、持続可能な農業の形であると考えているようで、信念に基づいて行動しているようです。日本モンサント株式会社(http://www.monsanto.co.jp/responsibility/sustainable-ag/index.html)
ただ、持続可能なのは研究所があって実験できるからであって、機械やコンピューターが動かなくなったらどうなんでしょう?
天然資源の保全を目指すや、食糧不足に対応するためとかおっしゃいますが、遺伝子組み替えたら天然じゃないし、食糧不足もその莫大な売上から植林でも始めた方がいいんじゃないかしら?
問題のすり替えのような気がします。

『MONSANTO COMPANY』さん、ほんとに本気で向き合ってる?

ミニトマト誘引

2014年10月31日 旧暦閏9月8日


今日は、自家製のアミノ酸液肥をインゲン、パッションフルーツ、オクラ、ミニトマト、島人参、大和ホウレンソウ、わけぎ、ニラ、ニンニク、その他ハーブ、宮古黒小豆、ライムギに追肥した後、ミニトマトの誘引及び脇芽取りを一斉にやりました。


支柱として立ててある女竹に、花房を通路側に向けてテープナーで固定しながら、必要のない脇芽を取っていきます。
今回のミニトマトは、あまり管理に時間を取られないように脇芽無しの2本仕立てでいきます。(これだとあまり考えなくていいので、効率がいいです)理由は前回、連続摘芯方式で育ててみて確かに収量は上がったものの、管理作業に時間を取られてマンゴーの管理がおろそかになったため、主力のマンゴーの管理に集中できるようにしました。

早い株では、現在5花房目が開花し始めています。このまま順調にいけば1花房目から年内の収穫が出来そうで楽しみです。

パッションフルーツも順調に花芽を増やしてきているので、来月あたり花が爆裂しそうです。
オクラも順調。自分で言うのもなんですが、うちのオクラほんとにおいしいです!我が家の定番は、ゆでたオクラに酢醤油をささっとかけていただいてます。食卓に上がると一瞬で無くなります。。。

2014/10/29

はちみつ入荷

平成26年度産、内堀養蜂園の秋の百花蜜が入荷しました!


内堀養蜂園のはちみつは、はちみつ本来の豊かな味わいをそのままお届けするために、無添加・非加熱にこだわり、必要以上に人の手を加えず、出来る限り自然な環境で集められた純粋はちみつです。
年に2回だけ、春と秋に採蜜をします。今年の秋の蜜は、秋の蜜らしく濃い飴色で、さわやかな酸味とすっきりとした味わいが特徴的です。
蜜源を特定することなく、ミツバチがその時集めることができる蜜をただ集めているだけなので、色や風味、香りや味に一つとして同じ年はありませんが、この違いがこの時期を毎年楽しみにさせてくれると私は思っています。

私も大ファンの内堀養蜂園の無添加・非加熱純粋はちみつをぜひお試しください!明日の『zakka+yoga chichi』さんでの恒例の『matte panさんのパンの日』から販売を開始しますので、みなさん遊びに来てくださいね!

全国発送も承ります。お問い合わせはこちら「info@okinawarakuen.com」担当葛西までお願いします。


2014/10/28

敷き草入れ

2014年10月28日 旧暦閏9月5日

マンゴーの樹冠下に敷き草を入れ始めました。


昨日たくさん分けてもらった刈り草のおかげで、今回はたっぷりと入れることができていますが、沖縄の気候的に分解する力がものすごく強いので、これだけ入れても1年は持ちません。

この敷き草入れは、樹冠下の土壌環境を良好に保つためにも、天敵たちの住処としても大切で、枯れて湿った分解しやすい草を虫たちが食べて、排せつ、それを菌達が食べて、排せつ、を繰り返して堆積した養分を樹が吸い上げて、花を咲かせ、虫たちを呼び、実を結び、天敵が集まり、敷き草に隠れ住み、冬を越す、という循環のトリガーであると私は思っています。

だからこそ、この循環の輪を途切れさせないためにも、続けていくことが何よりも重要なイベントとして自分の中で位置づけられています。

他には、パッションフルーツの袋かけをしました。

去年のマンゴー袋が少し余っているのでそれを、受粉して金柑位の大きさになってきた実にかぶせました。

2014/10/27

刈り草運び

2014年10月27日 旧暦閏9月4日

今日刈り草をたくさん分けてもらいに行きました。


今回もたくさん分けてもらいました!本当にありがたいです。この量+4回分、自分一人で草刈りから刈り草集めまでするとしたら、いったいどれくらい日にちがかかるかわかりません。

集めた刈り草は、いつも節約しながら使っているので、今回のようにたくさん分けてもらってマンゴーの樹冠下にたっぷりと敷き詰めることができると思うと、最高です!

明日からさっそく敷き詰めていきたいと思います。

2014/10/25

宮古黒小豆

2014年10月25日 旧暦閏9月2日

今日は自家採取種3世代目の宮古黒小豆の播種をしました。

この黒小豆は沖縄在来種で昔からよく使われてきた豆だそうです。実際この豆とご飯を一緒に炊いた豆ごはんのおいしいこと!私の大好物です。

播種時に使いきれなかった前年度の残り豆で、豆ごはんが食べられると思うと今から楽しみです。

他には、昨日終わらせきれなかったミニトマトの誘引・脇芽取り作業をしました。よっぽどこの時期の環境がミニトマトに適しているのか、ものすごい勢いで成長しています。第一花房にも親指の爪大の小さな青い実がついています。

これから北風が強くなってくると北面には防風のビニールを張ることになります。それまでは、骨組みだけのパイプハウスで露地栽培と何ら変わらない環境下の栽培になります。

今年から固有種『ステラ』という品種を育ててみることにしたので、自家採取にも挑戦してみたいです。


2014/10/24

年に一度のバットグアノ+米ぬか

2014年10月24日 旧暦閏9月1日


カルシウムの補給とリン酸の補給にバットグアノマグネシウムの補給に米ぬかを追肥しました。

この肥料は年に一度だけ、この時期に入れています。なので今日は、マンゴーパッショフルーツインゲンミニトマト島ニンジン大和ホウレンソウと今現在植えてあるすべての作物に投入しました。

施肥量としてはマンゴー以外の作物は1畝あたり、マンゴーで1本あたり、『バットグアノ1.5kg+米ぬか500g』を混ぜ合わせたものを株元もしくは畝に上から振りかけました。

それ以外には、ライムギの播種をしました。

このライムギ『matte pan』さんのオーナーからまわってきたもので、今回はパッションフルーツインゲンの間に蒔いてみました。

今日のパッションフルーツの花は3個でその内、直立型と呼ばれるめしべが立っているものが2個、接近型と呼ばれるものが1個で、直立型は結実しないと言われていますが一応受粉してみました。

夕方、この花を見てみるとめしべが下がってきて、接近型とほぼ見分けがつかない状態になっていました。いったいどういう事なんでしょう?しばらくは観察を続けていきます。

めしべが立っている直立型の花
めしべがおしべに近い接近型の花

2014/10/23

パッションフルーツ開花

2014年10月23日 旧暦9月30日


今日、パッションフルーツの花がひとつ開花しました。




最近、たくさん蕾がついてきて近いうちに開花するかもと思っていたら、今日開花しました。見つけるのが夕方になってしまいましたが、一応受粉させてみました。

9月25日に電照設備を設置してから、およそ1か月での初開花になりました。

開花から収穫までは、この時期でおよそ60日と言われているので、年末に何個か収穫できるかもしれません。

今年のマンゴーを加工用で少し冷凍してあるので、パッションフルーツが収穫出来たら、妻に『オーガニックパッションマンゴージャム』を作ってもらえるようにお願いしておきます。

それと、秋の百花蜜を混ぜて・・・。

想像するだけで、『間違いない!』と思えるジャムが出来そうです。

そうそう、今月末位に内堀養蜂園『秋の百花蜜』が入荷はじまりそうです。無添加・非加熱のおいしい蜂蜜がまた味わえますよ!

入荷がはっきりし次第、改めて報告致します。



2014/10/22

堆厩肥仕込み

2014年10月22日 旧暦9月29日



19日の日曜日、恒例の堆厩肥仕込み をしました。

今回の仕込では、ススキが割合多くなりました。

草刈りをして集めている刈り草は、毎回集まる草の種類や量が違うので、積み上げている山から順に使っていくと、今回の様にススキばかりの場所にあたってしまうこともしばしばあります。

自分的には、いろんな種類の草がいろんなタイミングで混ざり合って出来上がった堆厩肥を、マンゴーの株元にこつこつ積みあげていければそれでいいので、あまりこだわって仕込みしていません。

いつもは、自家製の乳酸菌廃糖蜜を混ぜたものを、仕上げに上からかけていますが、今回は自家製乳酸菌を5㍑のみかけました。

永く続けて積み上げていくことが重要なので、出来る限りシンプルで、作業効率の良い方法を常に模索しています。毎回が実験で、結果が出てくるのはまだずっと先の話ですが、何かつかむことがあれば、その都度ブログ等で報告していきたいと考えています。





2014/10/21

10月度定例会

2014年10月21日 旧暦9月28日



今日は月に一度の定例会がありました。

今の時期は栄養成長期から花芽分化期へと移行していく時期で、
昼夜の寒暖の差と、緩やかな乾燥が花芽分化にちょうどいいそうです。

今日の定例会では、『いかに土壌環境が大切か』という話から、
結果母枝を見分ける方法、枝の誘引方法など、有意義な内容の講義でした。

特に後半の現地検討会では、現場での実際を、目で見て、触れて、
中身の充実したいい時間でした。

今のことよりも、あと十年先とか、二十年先が楽しみになりました。

定例会以外には、インゲンのネット張り直し、パッションフルーツの誘引、ミニトマトの支柱たて等の 作業をしました。

2014/10/20

インゲン追肥

2014年10月20日 旧暦9月27日


インゲン堆厩肥、追肥しました。

今回の台風で一番被害が大きかったのがインゲン
発芽してまだ間もないうちに風にあおられて、ほぼ壊滅状態。

少しづつ体力を取り戻してきて、新芽が動いてる気配が確認できたので、
堆厩肥を追肥してしばらく様子を見ることにします。



そして、昨日の石窯パーティーは今年初というのもあって、勘を取り戻しながらの
ゆっくりとしたペースで始まりました。

皆さんそれぞれ持ち寄りで、グラタンやら、パンやら、スープ、ピザ、クッキーと
ひととおり窯に突っ込んで、おいしい、楽しい日曜日になりました。

子供たちは最近のお気に入りの泥遊びに夢中。

しかしながら、残念なことに、自分も楽しく遊びすぎて
何も写真を撮りませんでした。。。

始まる前までは、今日はぜったい写真撮ろうと思っていたんですがね。。
すっかり忘れてました。

何はともあれ、石窯の季節がやってまいりました。
今年は何回窯に火を入れるかな?


2014/10/18

播種

2014年10月18日 旧暦9月25日


今日家族で島人参 と、大和ホウレンソウ の播種をしました。



去年好評だった島人参 と、大和ホウレンソウ
今年は多めに播種しました。

そして明日は、今年最初の石窯 パーティーをやる予定です。
しかも偶然、知り合いから『薪もらいに来て』との連絡が!

久しぶりの石窯 !楽しみです!


2014/10/17

眼の数

2014年10月17日 旧暦9月24日


昨日、成木園でキドクガ退治をしている時に、ふと思い出した話を考えていました。


それは、とある田んぼで虫博士と、小学生が虫取り対決をする話で、
『たくさんの種類の虫を捕まえたほうが勝ち』
というシンプルなルール。


虫の生態を知り尽くした虫博士に対して、
ハンデとして、小学生チームは20名ほどのチームを作り勝負に臨みました。

どんな場所に隠れているかとか、何が好きとか、豊富な情報量で攻める虫博士と
やみくもにあたりを探し回る小学生チーム。


キドクガを探している自分の状況が、この話に重なって
不思議と楽しく作業が出来ました。

話は戻って

結果はというと、小学生チームの勝利に終わりました。
専門的な知識よりも、最終的には眼の数には敵わないという教訓的な話なのですが、

この話を置き換えて考えてみました。


専門的な知識がある大人が一人と、専門的な知識はほとんどない大人が5人、
『10以上の個性を面倒見ることになった場合』 
どちらが子供たちにふりかかるハザードに対して迅速に対応できるか。


やっぱり、どれだけ子供の行動をしっかり見ている眼の数が多いかがカギだと思います。

昨日こんなことを考えながら、キドクガ退治に没頭してました。

農の教えには、日常生活に置き換えて考えてみると役に立つ格言がたくさんあります。
日々の生活に添って営まれてきた農の形が、生き方として表れているのかなと、感じます。

『ライフワーク』てこういう事なのかな?

方針や理念、各方面でいろいろな考え方があるとは思いますが、

私は、基本を忘れずに、しっかりとした根を張って、大きな樹になり、沢山の花を咲かせる。
そんな百姓でありたいです。








2014/10/16

簿記講習会

2014年10月16日 旧暦9月23日


今日は月に1度の簿記講習会がありました。


いろんな諸事情により、複式簿記記帳が必要になったため通うことになりました。

内容としてはいたってシンプルで、一ヶ月分の入出金をコンピューターに入力するだけ。。。
簿記の仕組みは何も理解する必要もないぐらい、仕組みが出来上がっています。

わからないことがあれば、「これってどうします?」と聞けば、「それは、ここに仕分けて」と
オートマティックに答えが返ってきます。

頭の中には何も残りません。。。何も覚えません。。。

これではいかん!と一念発起。
本を買ってみたり、わかりそうな人に聞いてみたり、いろいろ試してみて、

『日常的なお金の動きを振替伝票+現金出納帳に記帳、わからないことはメモしておいて、それを持って簿記講習会に行き、コンピューターに入力後メモしておいたハテナを聞く。』

というスタイルに最近は落ち着いてきました。

ちなみに講習会で使用しているソフトは『農業簿記9』高いので買ってません。。。
むしろ、私のような者には宝の持ち腐れです。

私は『Gnu Cash』というフリーソフトを使ってます。
コンピューターの知識が若干必要なところもありますが、素人の私でも記帳は出来ます。

困ったときはネットで情報収集して何とかなってます。

『Gnu Cash』の事はちょいちょい書くとして、
今回の簿記講座で学んだことを忘れないために備忘録。


自分は税込方式の記帳方法で、税別方式の取引先との間で発生する、消費税の仕分け方。 
もらった領収書が、消費税別で金額が書いてある場合、振替伝票に記入する際、合計金額を計算してから税込に直してました。 
でも、これだと勘定科目が複数ある場合とても大変でした。。。

で、今日からは、「仮払消費税」という科目に振り替え始めました。

自分が支払った場合→「仮払消費税」
自分が受け取った場合→「仮受消費税」

決算の時にこの両者を相殺して、差額を「雑費」か「雑収入」に振り替える。


という事で、またひとつ『簿記力』が向上しました。

ちなみに『Gnu cash』私の使ってるバージョンは2.4.15です。

コンピューターの勉強と、簿記の勉強が一度にできていいですよ。


2014/10/15

「一味」とは

「寺田本家」23代当主 寺田啓佐「発酵道」


妻のお店『zaaka+yoga chichiのお隣の『matte panさんのオーナー が貸してくれる本たちは、いつも私達にいい刺激を持ってきてくれます。 今回はこの本。



造り酒屋の23代目として婿入りした著者が、酒造りを通して、導かれるようにしてのめり込んでいく発酵の世界。 体を壊し、経営までもが立ち行かなくなり、酒造り・私生活・経営をみつめ直し、たどり着いた「発酵する生き方」への提案書。

テーマはズバリ「発酵」

自身の経験から書き上げられた内容には言い知れぬ説得力を感じます。 発酵と腐敗という陰と陽を、人間の社会生活に代入してわかりやすく生き方を描いている所にさわやかな好印象を持ちました。なんとなしに酒造りの裏事情まで説明されてることで、なおさら著者のやりたいことが伝わってきました。

戦前と戦後の酒造りの歴史的背景についての内容を読んでいて思ったのは、
日本は戦後、物資が極端に不足していた時代の、「特別なルール」を見直すことなく、いままで来てしまったんだなぁと。
この「特別なルール」は食以外にも見直すべき所は沢山あるんじゃないかと。。。

自分も食に関わる仕事をしているので非常に考えさせられました。

本の終盤で出てくる「一味」という言葉にひらめきを感じたので紹介します。


この「味」は何かというと、海水の味、塩の味のことだ。 川にはいろいろな川があって、大きな川もあれば、ちょろちょろ流れる川もある。 どぶ川みたいなのもあれば、清流もある。

そんなさまざまな川が海に流れていくのだが、それぞれの川にはそれぞれの持ち味がありながら、やがてひとつの味となり、 海の味となって調和していく。

それは、AさんはAさん、BさんはBさん、CさんはCさんで、それぞれの持ち味があるけれど、本質的には同じなのだよということ、・・・「発酵道」より抜粋


「一味」というと、悪いイメージ?を持つ人もいるかもしれません。(おまえもあいつらの一味なのか!!的な?) 実はこんなに素敵な意味だったんだぁ!と伝えたくて、 ある朝早く、私がこの「一味」について妻に説明していた時の一コマ。

「かぁちゃんがさぁバジルで、俺がオレガノ、子供たちがニンニクとコショウでいいじゃん!」 「全部が合わさって素晴らしい料理が出来上がる!これが葛西家でいいじゃん!」 すると妻が一言。

「わかりやすいけど、どっちかっていうと、ニンニクはけいちゃんやろ!」

2014/10/14

遺伝子組み換えトウモロコシ

2014年10月14日 旧暦9月21日



JA全農が飼料用非遺伝子組み換えトウモロコシの種を安定確保するために、
米国の種子会社と業務提携の延長を決めたそうです。2014.10.7 農業新聞



今までも業務提携をして非遺伝子組み換えトウモロコシの種を確保してきたようですが、 15年度で契約が切れるのを前に、期間の延長を決めたようです。

 記事によると米国の飼料用トウモロコシの遺伝子組み換え品種の普及率は、なんと93%にもなるそうです。

つまりアメリカ産のほとんどの食用肉は、遺伝子組み換え作物で養っているという事?

こうした状況下での全農の取り組みは非常に重要な意義があると思います。

自分たちの都合で遺伝子組み換え品種が日々作り上げられていく
今の現実に、一石を投じる、いい取組だと思います。

なぜ、遺伝子組み換え技術が必要になったのか、
そもそもの根本を見直さなければいつまでもいたちごっこは続くと思いますが、

自分にできることは少しづつ日々の生活に取り入れていきたいです。

全農さんgoodjob!!



2014/10/13

台風後

2014年10月13日 旧暦9月20日



台風経過後の農園の様子。
























沖縄に上陸した台風19号の被害。

毎度のことながら、台風後の片付けは必要以上に疲れますね。。。

毎年10月の末くらいまでは台風が来ると思って作業していますが、
今年はもう勘弁してほしいです。

いりません。。。

皆さんも気を付けてください。。。


2014/10/10

台風対策 ミニトマト

2014年10月10日 旧暦9月17日



ついこの前定植したばかりのミニトマトの台風対策をしました。




定植したミニトマトの上から防風ネットをかぶせて重しのブロックを置いたところ。

真ん中にある木は、この夏移植したマンゴーの7年生木。
せっかく新芽が動いてきましたが、台風の影響を考えて葉っぱを短く切り詰めました。

沖縄地方は明日の昼頃から暴風域に入る見込みです。




2014/10/09

台風対策

2014年10月9日 旧暦9月16日



台風19号、規模が大きいですね。気を付けてください。


2014/10/07

草むしり

2014年10月7日 旧暦9月14日


今日は年に一度の、ハウス際の草むしりをしました。

2014/10/06

こぼれ種

2014年10月6日 旧暦9月13日



台風19号も発生しました。気を付けてください。


2014/10/03

誘引

2014年10月3日 旧暦9月10日



台風が近づいてますね。皆さん気を付けてください。


天敵

2014年10月3日 旧暦9月10日



最近3世代目のアカイロテントウを確認しました。


2014/10/02

2014/10/01

発芽しました

2014年9月30日 旧暦9月7日



インゲンの発芽、確認しました。


2014/09/30

発見

2014年9月30日 旧暦9月7日



キドクガについて新しい発見しました。


地道な作業

2014年9月30日 旧暦9月7日



今日は1日中、キドクガの退治をしました。


キドクガ

2014年9月29日 旧暦9月6日



8月の末から9月にかけて、成木園ではキドクガが大発生しました。

2014/09/29

定植しました。

2014年9月29日 旧暦9月6日



パイプハウスにミニトマトの定植しました。


敷き草入れ

2014年9月29日 旧暦9月6日



今日はミニトマトの定植をして、たっぷりの敷き草を敷き詰めました。


2014/09/28

ベッポの話

ミヒャエル・エンデ「モモ」


妻の悪友(?)が長女(小学校2年生)←2014年現在 に送ってきてくれたこの本、小学校2年生には難しい漢字が多くて、夜寝る前に、私が読み聞かせすることになったのがきっかけで読み始めた。

2014/09/27

葉水

2014年9月27日 旧暦9月4日



今日は追肥やら、敷き草を敷き詰めたりをしながら、マンゴーの成木たちに葉水をしました。

マンゴー

2014年9月27日 旧暦9月4日



第二ハウスに移植したマンゴー22本に、自家製堆厩肥15号鉢各1杯づつ追肥しました。

オクラ

2014年9月27日 旧暦9月4日



オクラに自家製アミノ酸液肥5㍑追肥しました。

パッションフルーツ

2014年9月27日 旧暦9月4日



パッションフルーツに自家製アミノ酸液肥をじょうろで5㍑づつ追肥しました。

2014/09/26

播種

2014年9月26日 旧暦9月3日



今日はキュウリネットを張って、インゲンを播種しました。

電照設備設置

2014年9月25日 旧歴9月2日



きょう、パッションフルーツの吊り棚に電照を設置しました。