2015年4月2日 旧暦2月13日 春分末候
雷乃発声(らい すなわち こえを はっす):遠くで雷の音がし始める(日本) 始雷(はじめて いなびかりす):稲光が初めて光る(中国)
気がつけばもう4月が始まっています。我が家では、長女、次女と 進級に向けて椅子と机を新たに作り直しました。その勢いで、妻のたっての希望であったカウンターの作り変えも一挙にやってしまいました。
風も南風に変わり、おうちにも新しい風が吹き込んできました。
マンゴーハウスの方はというと現在、満開期を迎えており、ハウスの中に入ると
マンゴーの花特有の甘ったるい何とも言えない香りが充満しています。
ミツバチさんがものすごい頑張って活動してくれているので、授粉の心配はしなくてよさそうです。それよりも極端に暑くなったりすることが結構あるので、側面のビニールの開け閉めや、こまめな水やりに気を使っています。
今日はほぼ1日中水やり作業をしていましたが、(当農園には農業用水を引いていないため、強力な圧で一度に、灌水チューブを使って全面灌水などのような高等技術は使えず、業務用のメイスイ浄水器で濾過した水道水を手作業で1本1本株元に灌水しています。)最近は水を欲しがるペースが速くなってきています。
そんな水やり作業をしているといろんなことを考えます。今日考えていたのは、今読んでいる本に書いてあることを、
マンゴーの樹1本1本を正社員と見立ててやってみたらどうなるんだろう?という事だけをひたすら考えていました。
ボーナスの事や、給料の事、人事異動や、新規採用。いろんな事柄がありましたけれども、ひととおり企業の仕組みに当てはめてみました。
これが意外と面白くて、あっという間に時間が過ぎてしまいました。そのうちまとめてみたいと思っています。
来週からは作業も一転して、摘花作業に入っていきます。咲き終わった花殻落としや、樹の下の方の陰になっている花の切除をしながら、日当たりが良くて、大きくなりそうな実を選別して、それ以外の実は落としていきます。
私が貢献できるのは、どのようにすれば成果につながるのかを考えて、各個々の能力をいかんなく発揮しつつ、気持ちよく働いてもらう為の環境作りで、きっかけ作りにすぎませんが、黙々と続けていきたいと思います。