2015年12月22日 旧暦11月12日 冬至初候
乃東生(なつかれくさ しょうず)夏枯草が芽を出す(日本)蚯蚓結(きゅういん むすぶ)蚯蚓が地中で塊となる(中国)農園では、ミニトマトの誘引を始めました。
暑いです…。パイプハウスには未だにビニールは張っていません。
北風も吹いてきません。
この時期になるといつもは北風の影響が強く出るので、植物にとってはつらく厳しい時期に入ります。
虫は少ないですが、病気にかかりやすくなります。
病気を未然に防ぐためには北風が植物に直接当たらないようにしてあげるのが鉄則ですので、最低でもハウスの北面にはビニールを張るべきですが、その北風すら吹いてこないのです。
農園のそばには大きな風力発電の風車があり、それを見ると一目で風向きがわかるのですが、プロペラは南からの風を受けてくるくると回っています。
アシナガバチもこの暖かさで、いきなり活動を始めました。
アシナガバチは沖縄の冬でも巣で越冬する事が困難な様で、大きく作り上げた巣は空になり、どこか風の当たらない場所を見つけて、数匹の護衛と、それに守られた女王が越冬できるようです。
そして、春になると活動を再開して新たな巣を作り始めます。
ミツバチたちは日々せっせと数少ない花を回り、寒さに負けて群を減らさない様に頑張っていますが、今年は例年よりも幾分過ごしやすそうです。
ユニバ社長はすっかり冬毛に生え変わり、もっさもさになっていますが、これだけ暑さが続くとなんだかかわいそうです。
自分たちの体に刻み込まれ、受け継いできたサイクルを淡々とこなしている動植物たちの様子を見ていて感じることは、『目で見た情報』はそれほど必要としていないという事。
つまり、『何月だからあれしてこれして』や、サトウキビの収穫が始まったから『あぁ冬だね』ではなくて、積算温度が何度まで行ったら花を咲かせ、最低温度が何度を下回った日が何日間続いたら冬毛に着替えようとかを基準にしているという事です。
目で見た季節感なんて言うのは、もしかしたら人間だけが頼り切っている感覚かもしれませんね。

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